ウクライナの首都キーウにロシア軍による大規模な攻撃があり、2歳の子どもを含む31人が死亡しました。キーウでの死者数として今年最多です。

 先月30日夜から31日にかけてロシア軍はドローンやミサイルでウクライナの首都キーウを攻撃し、複数の住宅が被害を受けました。

 ウクライナメディアによりますと、攻撃は市内27カ所に及び、少なくとも31人が死亡159人がけがをしました。

 キーウへの攻撃の死者数では今年に入って最も多く、けがをした子どの数も全面侵攻以来、最も多いということです。

 ゼレンスキー大統領は今月1日、最も幼い死者は2歳で子ども5人が含まれると述べ、協力国に対しロシアへ追加の制裁を科すよう求めました。

 アメリカのトランプ大統領は、8日の期限までにロシアが停戦に応じなければ制裁を科す考えを示していて、今回の攻撃について「おぞましい」と強く非難しました。