中谷防衛大臣は、オーストラリア政府が導入予定の新型フリゲート艦について、海上自衛隊の護衛艦「もがみ」型を基にした開発計画が選定されたと発表しました。

中谷防衛大臣 「この選定結果は、我が国の高い技術力への信頼性、また自衛隊とオーストラリア軍との相互運用性の重要性を評価をされた証と考えている」

 オーストラリア政府はフリゲート艦の老朽化にともなって新たな艦艇を11隻導入する計画で、5日に日本をこの共同開発の最有力候補に選定しました。

 中谷大臣は「来年初めに見込まれる契約の締結に向けてオーストラリアと議論をさらに進める」と強調しました。

 最新鋭護衛艦である「もがみ」型は、従来の護衛艦よりステルス性能が高いことや少ない人数で運用することができる特徴があります。