政府備蓄米の放出などコメに関心が高まるなか、より味にこだわる人向けの高機能炊飯器の発売が相次いでいます。
パナソニックは炊き方をコントロールするAI(人工知能)を強化した炊飯器を9月に発売します。
コメの状態や温度変化を検知して甘味を引き出せる40℃から60℃をキープできるため、古いコメでも従来より甘味を約9%多く引き出せるということです。
価格は約10万円です。
炊飯器を巡っては、象印やタイガー魔法瓶も古いコメもおいしく炊けることをうたった高機能の商品を相次いで発売しています。
日本電機工業会によりますと、今年上半期に出荷された炊飯器の単価は1000円ほど上がっています。