バスの運転士不足が深刻化する中、実際の車両を使った運転士の体験会が開催されました。

 バス運転士の確保につなげようと仙台市交通局が初めて開催した体験会には、20人が参加しました。

 参加者は、実際にバスを運転しながらハンドルの切り方やミラーを確認するタイミングなどを教わりました。

 参加者「新鮮な感じと言いますか、目線の高さとかもハンドルの操作の感じとかも全然違ったので、ちょっと楽しかったですね」

 仙台市交通局のバス運転士は2020年度当初は404人でしたが、2025年度当初は368人となっています。50歳以上の割合が半数近くで、運転士不足と高齢化が課題となっています。

 仙台市交通局佐藤裕大総務課長「運転体験をきっかけに実際に自分の職業としてバスの運転士を選んでいただけるように、運転士としての仕事の魅力を引き続き伝えていければと考えております」