大型船によるサンマ漁が10日から解禁されます。宮城県の気仙沼港から漁船が出港しました。

 気仙沼港では、航海の安全と大漁を祈願する出船送りが行われ、大型サンマ漁船10隻が北海道の花咲港に向けて出港しました。

 大型船のサンマ漁の解禁は、漁の機会を増やそうと前年から10日前倒しされています。

 近年、サンマは不漁が続いていて気仙沼港の前年の水揚げ量は3656トンと記録が残る1974年以降過去最低だった2021年の2223トンから徐々に上向いているものの、依然として不漁が続いています。

 第81豊清丸中舘捷夫漁労長「大漁いっぱいして皆さんの食卓に安いサンマ、今は高級魚だから安いサンマとして提供できればと思います」