長崎に原爆が投下されて80年となる9日、宮城県石巻市で平和について考えるパネル展が始まりました。
このパネル展は市民でつくる実行委員会が開いたものです。
会場には、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会が作成した、30点のパネルが展示されています。
こちらは、原爆が投下された後、多くの人が水を求めて川に飛び込み、命を落とす様子が描かれた1枚です。
【訪れた人】
「パネルを見て文章を読むと、どうしてこんなことを起こさなきゃないのかなっていう、もうほんとになんで、っていう風な思いです」」
10日は、高校生による、平和を考える紙芝居の読み聞かせや、1953年に制作された原爆の悲惨さを伝える映画の上映などが行われます。