福岡など九州では大雨の危険な状況が続いています。

 土砂災害の現在の危険度を表したものです。紫色の危険に相当する地域が広がっているほか、一部黒色の災害切迫に相当する地域が宗像市周辺に広がっています。こちらではただちに危険な場所から避難することが重要です。

 この後の雨の予想も見ていきます。現在、対馬海峡付近に控えているこの活発な雨雲が10日夜、九州北部に流れ込んできます。すでに大雨となっている所ではさらに雨が強まりそうです。そして熊本県などでもライン状の活発な雨雲が掛かり、大変危険です。ひとたび線状降水帯が発生すれば周囲の状況が一変する恐れがあり、大変危険です。

 今回の大雨、ピークは11日までとみられますが、その後も日本列島には前線が停滞し、13日ごろにかけても九州から東北にかけて広い範囲で大雨に警戒が必要となります。