子どもを中心に感染し、激しいせきが続く百日せきの感染拡大が止まりません。仙台市内では5週連続で感染者数が100人を超えています。
仙台市によりますと、8月10日までの1週間の百日せきの感染者数は101人で、前の週から16人減りましたが、5週連続で100人を超える高い水準になっています。
これで2025年の仙台市内の感染者は累計で1087人になり、過去最高値を更新し続けています。
百日せきは全国で感染が拡大していて、赤ちゃんが感染すると脳炎や脳症を発症して亡くなる恐れもあります。
仙台市保健所は「お盆や夏休みで人の動きが活発になって、大人数で集まる機会も増える。基本的な感染予防に努めてほしい」とし、早めの受診とマスク着用、手洗いなどを呼び掛けています。