海産物や日本酒など、東北の食品の魅力を海外の業者に向けて紹介する商談会が仙台市青葉区で開催されました。

 ジェトロ仙台が開催した商談会には、メキシコやインド、アラブ首長国連邦など7カ国から買い付け担当のバイヤーが集まり、東北からの輸出を狙う約40社が商品の魅力を紹介しました。

 バイヤーは小売業者のほか、高級ホテルやレストランなどに食品を納入する卸売業者もいます。

 江戸時代から続く宮城県加美町の酒造会社は、自社の誇る日本酒を提案します。ワインを飲みなれているバイヤーに、日本の味は通じるのでしょうか。

 「やっぱおいしいですね」

 「今回は冷凍の海産物を考えているが、いずれは生鮮の水産物も輸入できればと思っている」

 水産加工会社「向こうに行って海外の商談だと経費も時間もかかるし、わざわざ来ていただいたので、いいビジネスチャンスになっています」

 ジェトロ仙台では今後も海外のバイヤーを招き、商談会を開催していくということです。