宮城県名取市は市内の住宅街でクマの目撃が相次いでいることを受け、箱わなを設置しました。
名取市のゆりが丘周辺では11日以降、クマの目撃情報が8件相次いでいます。目撃されたクマは同じ個体と見られています。
23日は市の職員らが山林に入り、捕獲用の箱わなを設置しました。箱ワナは鉄製で長さ1.8m、直径70センチ。砕いたミツバチの巣にハチミツをかけたものが仕掛けられました。
名取市農林水産課 相澤雅彦課長「かなりの目撃数、出没が多くなったものですから、市としても住民の安全ということで捕獲器を設置する」
市は1カ月間わなを設置し、クマが捕獲された場合は殺処分する方針です。