秋の味覚サンマが、宮城県の女川港に今シーズン初めて水揚げされました。
水揚げされたのは、北海道の東沖約1000キロの公海で取れたサンマ約75トンです。
1匹140グラム前後の大きめのサイズが中心で、脂のりも良いということです。
入札では1キロ当たり305円から450円ほどで取引されました。高値だった前年に比べ、600円ほど安い価格です。
第十一権栄丸森田毅漁労長「前年と比べるとね、やっぱり全然型(大きさ)もいいし、脂ものってねいいんじゃないですか」
川魚市場丹野秀之専務「秋の味覚ということで、待ちに待ったサンマがようやく来たかなっていう感じですかね」
サンマは早速、女川町のスーパーの店頭に並びました。価格は1匹213円と、前年に比べて大きくかなり安いと好評です。
買い物客「これだと刺身でいけるよね。大きさいいね」
おんまえや茂木弘弥主任「これ位の大きさのサンマって、このところ何年も久しぶりの状態なので本当にうれしいですよね」
これまでサンマの水揚げは好調ですが、国の研究機関によりますと日本の漁場にやって来るサンマの量は、前年並みの低い水準になるということです。