共産党は中央委員会総会を開き、参議院選挙の結果について「大変に厳しい結果であり、責任を痛感している」と総括しました。

共産党 田村委員長 「大変に厳しく重大な結果であり、党中央として、その責任を痛感しています。党勢の後退と選挙での後退の悪循環から抜け出すに至っていません」

 共産党は7月の参議院選挙で「比例代表で650万票、5議席の獲得」を目標に掲げましたが、約286万票、2議席の獲得にとどまりました。

 田村委員長は党員の高齢化などによる地力の低下が指摘されていることを踏まえ、SNSの活用などを通じて若い世代の支持を獲得し党勢拡大につなげる考えを示したうえで、「次の機会には必ず前進に転じる決意を表明する」と述べました。

 また、自民党の現状について「自民党内の政権たらい回しによっても一部の野党を取り込んでの延命策によっても打開できない」「自民党政治そのものを終わらせる以外にない」と批判しました。