医療や介護の現場で活用される最新のロボットなどを集めた展示会が、仙台市青葉区で開催されました。

 宮城県などが毎年開催している展示会では、全国の39の企業などが最新の機器を紹介しました。

 カシオが手掛けるAIペットは、声を掛けたりなでたりするとだんだんと懐いていきます。性格に個性が現れることも特徴です。

 ペットとしての愛らしさがありながら世話や衛生面での心配がいらないため、心を癒やすグッズとして人気ということです。

 歩行のリハビリを補助する機器は、体が支えられているため介護者に頼らずに歩く練習ができます。

 「例えば、ガクッと膝折れしても転びませんよということです。誰かが手で支えてあげて歩くということは、歩かせてもらっている感じがある。この機械を使うと自分で歩いている気持ちになって、もっともっと歩きたいということでリハビリの成果につながる」

 こうした機器は、人手不足が深刻となっている医療や介護の現場で需要が高まっているということです。

 医療従事者「少ない人数でどれだけカバーできるかっていうところに重きを置いた者を探して、ロボットを導入することによってお互い共存していけたらいいのかなって思ってます」