東京都は脱炭素社会に向けて水素で走る燃料電池タクシーを2030年度までに600台導入することを発表しました。

小池都知事 「水素で走る燃料電池タクシーの出発式スタートです」

　東京都はエネルギーの安定的な供給や脱炭素化に向けて水素エネルギーの需要の拡大や実装化に取り組んでいます。

　二酸化炭素の排出量を削減するため、2030年度までに水素で走る燃料電池タクシーを600台導入することを発表しました。

　地方自治体としては初めての規模で、車両はトヨタ自動車などの企業連合が提供するということです。

　トヨタ自動車の佐藤社長は「水素社会を実現していくために社会実装を増やしていくフェーズであり、アクションの輪を広げていきたい」と抱負を語りました。