日本航空の機長が乗務前に飲酒しハワイ発の合わせて3便に遅れが出た問題で、機長は以前にも乗務前の飲酒を10回ほど繰り返していたことが分かりました。

 先月、日本航空の機長(64)がハワイで乗務前にアルコール度数9.5%のビール3本を飲んだ影響で、合わせて3便に最大18時間の遅れが出ました。

 この問題を受けて日本航空は4日に会見を開いて謝罪したうえで、機長が「ついつい飲んでしまった。このぐらいなら大丈夫だろうと思った」と話していることを明らかにしました。

 機長自らアルコール検査の日付を複数回、改ざんしていたことも判明したとしています。

 さらに、以前も乗務前に10回ほど飲酒したことがあると説明したということです。

 日本航空は、再発防止に向けて再び対策するとしています。