大量のカキ殻が流れ着き問題となっている宮城県石巻市の海岸で、3日から重機でカキ殻の撤去作業が行われています。

 石巻市の長浜海岸では、2年続けて養殖施設などから落ちたと思われる大量のカキ殻が流れ着き、海水浴場の開設が見送られました。

 1日にはきれいな海岸を取り戻そうと、地域住民など約270人のボランティアが、手作業で清掃しました。

 3日からは重機による作業が始まり、手作業では清掃しきれなかった砂に埋まった殻を撤去していきました。

 重機を使用しての作業は、約1週間を見込んでいます。

 宮城県は撤去作業終了後、カキ殻がどのように海岸に漂着するのか観察し、対策を検討することにしています。