アメリカと中国の貿易に関する閣僚級協議がスペインで始まりました。動画投稿アプリ「TikTok」についても協議される予定です。

　貿易を巡る米中の閣僚級協議は今回で4回目で、アメリカからベッセント財務長官、中国から何立峰副首相が参加します。

　今回の協議では中国発の動画投稿アプリTikTokの売却問題もテーマになります。

　TikTokを巡っては安全保障上の懸念からアメリカ国内での事業の売却を求める法律が発効しました。

　しかし、事業の売却には中国政府の承認が必要で交渉が難航しています。

　このため、トランプ大統領はサービスの停止を3回にわたって猶予していましたが今月17日にその期限を迎えます。

　また、年内の開催を模索しているトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談についても議題となる可能性があります。