2度の地震で被災し復旧工事が完了した国の重要文化財「我妻家住宅」が特別公開されました。

 1753年に建てられた宮城県蔵王町の「我妻家住宅」は、江戸時代の豪農の暮らしぶりを伝える貴重な民家として、国の重要文化財に指定されています。

 2021年と2022年、2度の福島県沖地震で、建物の壁が崩れるなどの被害を受けましたが、約4年をかけ復旧工事が完了しました。

 訪れた人「来てみて思ったよりもずっと大きいので、びっくりしました。こういったものを残していくのが大切なことだと思いました」

 21日は復旧を祝う多くの人が訪れ、地元歌手のライブなどで新たな門出に花が添えられました。