林官房長官は、パレスチナの国家承認について「国家承認するか否かではなく、いつ承認するかの問題だ」と強調しました。

林官房長官 「我が国にとってパレスチナ国家承認の問題は、一貫して二国家解決の支持をしている以上、国家承認するか否かではなく、いつ承認するかの問題であります」

 政府は、今週行われる国連総会のタイミングでのパレスチナの国家承認は見送る方針ですが、林長官は「情勢の変化を注視し、重大な関心を持って総合的な検討を行う」と指摘しました。

 また、「最も重要なことは、パレスチナが持続可能な形で存在し、イスラエルと共存することだ」と述べ、二国家解決の実現に向け、積極的に役割を果たす考えを示しました。