9月に行われた宮城県大郷町長選挙で争点となったスポーツパーク構想が、中止となることが分かりました。
事業者から撤退の申し出があったということです。
スポーツパーク構想は、2019年の台風で被災した農地にサッカー場や宿泊施設を整備するものです。
先月行われた町長選の主な争点となり、見直しを掲げた石川良彦町長が、推進を掲げた前の町長を破って初当選していました。
関係者によりますと、19日に運営を担う事業者が町を訪れて石川町長と会談。
町側は規模を縮小する案などを示しましたが、事業者が撤退の意向を示したため、事業を中止することで合意したということです。
構想が白紙となり、今後これに代わる活性化策が検討されることになります。