東北の自然や文化を楽しむ旅行、アドベンチャートラベルを外国人に売り込もうと旅行関連の事業者が集まり商談会が行われました。
商談会は、自然体験やハイキングなど東北の魅力を海外の旅行会社に紹介してインバウンドの獲得を目指そうと、東北観光推進機構などが初めて開催しました。
22日までの1週間、イギリスやイタリアなど海外の旅行会社の担当者とメディア計14社が、東北各県を巡って東北を満喫できるコンテンツを体験しました。
特に宮城県の沿岸部を含むみちのく潮風トレイルや、山形県の出羽三山での滝行など山伏修行体験が、外国人バイヤーからの関心が高かったということです。
アドベンチャートラベルは、外国人観光客の長期滞在が見込まれるため経済効果が大きく、体験型の旅行パッケージがアメリカやヨーロッパを中心に人気となっています。
「人がたくさんいる場所ではなく、日本の良さをゆっくり味わえる所(東北)に行きたいと思います」
東北観光推進機構は、インバウンドのゴールデンルートと呼ばれる東京から大阪以外に東北の自然を最大の武器として海外に売り込んでいきたいとしています。