宮城県各地で、色々な秋の花が見頃を迎えています。

 川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園では、2万平方メートルの広大な花畑に鮮やかな黄色のキバナコスモス130万本が咲き誇っています。

 暑い日が続いたことから例年より種まきが遅くなりましたが、その後の天候に恵まれ8月下旬から花が開き始めました。

 秋晴れとなった22日、青い空と黄色のキバナコスモスとのコントラストを多くの人が楽しんでいました。

 来園者「素敵だと思いました。花びらみたいにぱって開いているところが素敵です」「黄色くて明るい色で素敵だと思いました」「黄色いコスモスがこんなにいっぱい咲いているのを初めて見たが、ヒマワリ畑のような感覚があってすごくきれい」

 みちのく杜の湖畔公園のキバナコスモスは、10月下旬まで見頃が続きます。

↓次項目Vつなぎ↓ 宮城県石巻市湊にある零羊崎神社では秋の七草の1つ、ハギの花が見頃を迎えています。

 零羊崎神社では、参拝に来た人に楽しんでもらえるようにと10年ほど前から境内にハギの株を植えています。

 今では自生する野生種と計5種100株ほどになりました。

 前年よりも1週間ほど早く、例年並みの15日ごろから花が咲き始めました。

 境内の参道を彩るのは、高さ3メートルほどに育った赤紫色のミヤギノハギや純白のシラハギといった可憐な花びらです。

 古くから歌にも詠まれているミヤギノハギは、宮城県の県花としても親しまれています。

 零羊崎神社櫻谷靖雄禰宜「秋の七草の1つでございまして、淡い紫の色が非常に鮮やかでございます。どうぞご参拝の際にご鑑賞いただいて、秋を感じていただければと思います」

 零羊崎神社のハギは、9月いっぱい楽しめるということです。