自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障担当大臣が選出されたことを受け、経済3団体は安定的な国政運営を求めるなどとするコメントを発表しました。

 経団連の筒井会長は「女性初の新総裁として自民党の再生と政策の遂行に向け、その手腕を存分に発揮することを期待する」と歓迎しました。

 「自民・公明両党を中心に、政策を迅速かつ着実に推進できる安定した政治の態勢が一日も早く確立されることを期待する」と強調しています。

 日本商工会議所の小林会頭も「政治の空白は許されず、速やかな体制整備と安定的な国政運営が求められる」と訴えたうえで、高市氏には「確かな政治基盤を構築するとともに、諸課題の解決に向け、強力なリーダーシップを発揮されることを強く期待する」とコメントしました。

 経済同友会の岩井代表幹事代行は、「初の女性総裁の誕生は、日本の政治において歴史的な意義を持ち、多様な視点を国政に反映する契機となる」と期待感を示しました。