春のセンバツ出場へつながる秋の高校野球東北大会が、９日に岩手県で開幕しました。　大会初日、名取北と東北が初戦に臨みました。

　花巻球場で行われた第１試合。東北大会初出場の名取北が過去２回センバツ出場の山形県の鶴岡東と対戦しました。

　名取北の先発エースの五十嵐は１回、１点を失いなおもピンチが続く場面。タイムリーを浴びこの回２点を先制されます。

　リードが３点に広がり迎えた９回。名取北は２アウト２塁で佐久間のレフトへのタイムリー！１点を返します。

　しかし反撃もここまで。名取北、１回戦敗退です。

　第３試合には東北高校が登場。

　１回。先頭の松本が３ベースヒットで出塁し、その後２塁３塁とチャンスを広げワイルドピッチで福島県の日大東北から２点を先制します。

　更に３回。満塁のチャンスで５番三浦が２点タイムリー。この後も打線がつながり８−０で快勝し、東北が３回戦進出です。

　東北松本叶大選手「今大会の目標は優勝してセンバツも神宮）も決めることで、次の戦いも自分たちのやってきたことをしっかり出し切りたいと思います」

　１０日は仙台育英が２回戦で秋田中央と対戦します。

【１回戦】鶴岡東３－１名取北　【１回戦】日大東北０－東北　＠花巻球場