宇都宮市の果樹園では、栃木県のブランド梨「にっこり」の収穫が最盛期を迎えています。

 宇都宮市にある島田梨園では、朝からスタッフが「にっこり」の熟し具合を確認しながら一つひとつ丁寧に収穫をしていました。

 栃木県のオリジナル品種の梨「にっこり」は、「新高」と「豊水」をかけ合わせていて、名前は観光地の「日光」と漢字の梨の音読みである「り」を組み合わせています。

 「にっこり」は甘みが強くて酸味がなく、みずみずしい歯ごたえです。

 また、最大の特徴は実の大きさで、重さが1キロを超えるものもあります。

 今年は猛暑で雨が少なかったため例年よりやや小ぶりですが、味は「当たり年」でとても良いということです。

島田梨園 島田拓明さん 「今年はすごい暑さでしたが、何とかあまり影響もなく乗り越えて甘い梨ができました」

 収穫は11月の初めごろまで続く見通しで、首都圏の市場を中心に出荷されます。