ベガルタ仙台の森山監督が、9月の優秀監督賞を受賞しました。J1昇格を争う残り6試合は、目の前の1戦に集中して戦うことを強調しました。
J2の9月月間優秀監督を受賞した森山佳郎監督、今シーズン3度目の受賞です。
森山佳郎監督「勝ち点が欲しい。賞よりも勝ち点1でももらえるなら良いですけどね」
ベガルタは、3点を奪って逆転勝ちしたモンテディオ山形とのみちのくダービーなど、9月の3試合を2勝1引き分けと負けなしでした。サポーターも大いに沸きました。
森山佳郎監督「自分たちの良さを出せて、しかも戦えた試合。上位陣、強い相手に対してベガルタの良さを出せた3試合だった」
しかし、10月は大宮アルディージャ戦で悔しい敗戦を喫し、順位は5位に後退し自動昇格圏である2位との勝ち点差は5に開いています。
森山佳郎監督「1つ勝てばあるいは2つ勝てば景色は変わってくる。1位2位と勝ち点差が離れちゃった。自動昇格は他力になる。自分たちにできることは、3位を目指していったら1位2位がこけた。プレーオフも見据えながら、目の前の試合で勝ち点を積み上げることに集中したい」
19日に対戦する大分トリニータはJリーグのデータによりますと、現在20チーム中2番目にゴールをとられにくい堅守を誇るチームに仕上がっています。
森山佳郎監督「0−0で終わる可能性が非常に高いゲーム。何とかこじ開けるエネルギーと迫力を持って、笛が鳴った時に相手よりも1つゴールネットを多く揺らしていればという戦い。遠くまで応援にきてくださる方もいらっしゃいます。共に戦って勝利の喜びを分かち合いたい」