台湾の最大野党・国民党は、18日に実施した党員による主席選挙で、唯一の女性候補の鄭麗文氏が当選したと発表しました。
台湾メディアなどによりますと、主席に選ばれた鄭麗文氏は55歳の前立法委員で、中国との連携を重視する立場を取っていて、中国から距離を置く与党・民進党を厳しく批判しています。
今回の主席選挙は鄭氏のほか、元台北市長ら合わせて6人の候補が争い、鄭氏は唯一の女性でした。
任期は4年です。
18日夜に当選が確実になると、鄭氏は報道陣を前に「台湾海峡の両岸の対立と隔たりを解消し、再び戦火が上がることを防ぐべきです」と述べました。