アメリカがロシアに新たな制裁を導入し米ロ首脳会談を取りやめたことに対し、ロシア外務省は対話を継続する用意があると主張しました。決定的な対立を避ける狙いがあるとみられます。
ロシア外務省のザハロワ報道官は23日、記者会見でアメリカ国務省と対話を継続する用意があると述べました。
アメリカが新たに導入したロシアの石油大手「ロスネフチ」と「ルクオイル」への制裁措置などについては、有意義な交渉に向け逆効果だと述べるにとどめました。
一方、メドベージェフ元大統領は、新たな制裁を導入にしたトランプ政権の決断は「ロシアに対する戦争行為だ」と位置付け、「アメリカとロシアが戦闘態勢に入った」と自身のSNSに投稿しました。