高速道路を走行中の車の前に、突然。緊迫の瞬間をドライブレコーダーが捉えました。
17日、宮城県石巻市の三陸道を走行している車のドライブレコーダーです。追い越し車線を走っていた時に突然、黒い何かが。
車体後方のカメラで映像を確認すると、車線の中央部分にタイヤが。とっさにハンドルを切り、左側のトラックがよけてくれたため、間一髪、接触を免れます。
しかしその直後、後ろを走っていた車がタイヤに乗り上げ、中央分離帯に衝突しました。
宮城県警によると、乗用車やトラックなど3台が続々とタイヤに乗り上げ事故を起こしたということです。けがをした人はいませんでした。
警察は、タイヤを回収し事故処理に当たりましたが、落とし主は分かっていないということです。
三陸道では、2024年1年間だけでもタイヤやスコップなどの落下物が7000件以上確認されています。荷物の固定を呼び掛けていますが、後を絶ちません。
警察は、落下物を見つけた際は道路緊急ダイヤル#9910に電話するよう呼び掛けています。