茨城県境町の地中に48歳の男性の遺体を遺棄したとして、警視庁が山口組系の暴力団組員ら6人を逮捕しました。

 指定暴力団山口組系の臼井良容疑者(38)や望月彰吾容疑者(33)ら6人は6月、境町の地中に東京・練馬区に住む松永淳さん(48)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、6人はすでに別の事件で逮捕されていて、押収した携帯電話の解析や供述などから事件が発覚しました。

 警視庁が14日に行った捜索で地面を掘ったところ、深さ2メートルほどの場所から、衣服を一部しか着ていない松永さんが横たわった状態で見つかったということです。

 遺体の状況から死後3カ月から6カ月が経っているとみられています。

 警視庁は6人の認否を明らかにしていませんが、6人の中に松永さんが死亡した経緯を知っている人物がいるとみて詳しく調べています。