知人の18歳女性を性風俗店に従業員として紹介したとして、無職の男ら3人が逮捕されました。

 職業安定法違反などの疑いで逮捕されたのは、名古屋市の無職・藤原勝利容疑者(24)と住居不定の無職・山中一真容疑者(26)、それに犯行当時19歳だった仙台市の男の3人です。

 警察によりますと3人は2024年10月、山形県鶴岡市の18歳の女性を、仙台市内の性風俗店に性的サービスをさせる従業員として紹介した疑いが持たれています。

 また藤原容疑者と山中容疑者は、第三者に譲り渡す目的で女性に携帯電話を不正に契約させた疑いも持たれています。

男らは女性とは知人関係で、金銭トラブルをきっかけに店をあっせんしたということです。

去年、女性の家族から「身に覚えのない携帯電話料金の請求がある」と警察に相談があり、事件が発覚しました。

警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていませんが、男らは匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の客引きグループのメンバーとみられていて、警察は、動機や金の流れを調べています。