宮城県と山形県を結ぶ観光道路、蔵王エコーラインが冬季の通行止め期間に入りゲートが閉鎖されました。再開は4月下旬の予定です。
塩月菜々瀬記者「コートを着ていても震えるような寒さで、冬の訪れを感じます。まもなく蔵王エコーラインのゲートが冬期閉鎖されます」
通行止めになったのは蔵王エコーラインの全長約26キロのうち、宮城県蔵王町のすみかわスノーパーク入り口から山形県上山市坊平までの16.5キロの区間です。
4日午後5時過ぎに管理業者がゲートを施錠した後、冬期閉鎖を知らせる看板を設置しました。
10月末から気温が下がり積雪や凍結の恐れがあったことから、冬期閉鎖を前に、臨時の閉鎖日が4日あったということです。
佐藤技建坂口昇土木課長「もうこの時期が来たかと1年が早く感じますね。冬の間はスキー場とか隣接しておりますのでスキー場と、温泉も隣接しておりますのでそちらで楽しんでいただきたいと思ってます」
通行止めは4月24日までの予定です。
宮城県大崎市では、除雪車の出動式が行われました。
大崎市鳴子温泉の除雪ステーションで行われたれた出動式には、仙台河川国道事務所の鳴子国道維持出張所の職員ら約40人が参加し、今シーズンの除雪作業の安全を祈願しました。
古川と鳴子の国道維持出張所では国道4号、47号、108号の計124.5キロを管理していて除雪車など22台で除雪に当たります。
前シーズンは除雪車の初出動は11月18日で、積雪の多い鳴子維持出張所では延べ463回出動したということです。
鳴子国道維持出張所野呂和弘所長「本格的な降雪シーズンに向け安全安心な冬期交通の確保が重要になってきますので、万全な準備をして臨んで参りたいと思っております」
今シーズンは11月4日から2026年3月まで、24時間体制で積雪や路面凍結に備えます。