東日本大震災の被災地に本を贈り続けているアメリカの男性から、宮城県石巻市の小学校に英語の図鑑などが寄贈されました。
石巻市の和渕小学校に英語の図鑑など計39冊を寄贈したのは、アメリカマサチューセッツ州で図書館に勤めるヴィンセント・ゴールデンさんです。
ヴィンセントさんは震災翌年の2012年からこれまで、石巻市や東松島市などの被災地に英語の本など3000冊以上を贈っています。
本を受け取った子どもたちは、英語で説明が書かれた図鑑を楽しそうに見ていました。 児童「図書室に行って毎回読もうっていう気持ちになりました」「この本を使って英語を学んだり、恐竜とかを調べたいと思います」
本の寄贈を支援した佐々木恭子さん「子どもたちもその本との出会いで、大きな転機を迎えると思う。転機を迎えて自分の行きたい方向に行けるように、今後そういった手助けをできるようにっていう思いで贈られてきているので、それが伝われば良かったなと思います」
寄贈された本は学校の図書室に置かれるほか、英語の授業などで活用されるということです。