東北地方での就職を希望する外国人留学生を対象とした企業説明会が、仙台市青葉区で開催されました。

 説明会は高度な専門知識や技術を持つ外国人の東北への定着を目指し、経済産業省などが立ち上げた組織が開催しました。

 東北6県の24社が出展し、宮城県などの大学や専門学校で学ぶ留学生120人余りが参加しました。

 企業側は少子高齢化を背景に人手不足がますます進んでいるため、優秀な人材を確保しようと仕事内容を熱心に売り込んでいました。

 建設業者「やっぱり海外の方の労働力も使っていかないと難しいところです。実際にモンゴルの方で海外の方で理系の出身の方も迎え入れて頑張っていただいているところですので、同じような人材を受け入れていければいいなと思っております」

 東北経済産業局によりますと、外国人留学生は前年度33万人余りと過去最多となりました。このうち東北6県では2.5%の約8500人が学んでいます。

 留学生「工学系の専門なので、主に理系の企業を見ていきたいと思いますね」「今は3年半ぐらいです。日本に来てからずっと東北地方に住んでいるので、できれば就職も東北地方でやりたいです」