1980年代に仙台市中心部の店で提供されていた紙袋などを展示する企画展が、青葉区で開催されています。
パンのひらつかに洋菓子の信用堂、スポーツ用品のサイカワスポーツ。昭和の仙台の専門店です。
4日から青葉区の仙台市市民活動サポートセンターで始まった仙台レコード展。3回目となる今回のテーマは「昭和歌謡とショッパーあの頃の一番町を歩く」です。
全国チェーン店が仙台市に進出する前の1980年代の活気にあふれた中心部で、地元企業が使っていた紙袋や包装紙を懐かしいレコードジャケットと一緒に楽しめます。
「結構昔の子どもの頃の記憶に残っているお店とか、あとは今でもある店とか発見したりして楽しいですね」
1980年代の一番町商店街を描いた地図や、喫茶店などで客に提供されていたマッチも展示されています。
訪れた人たちは、それぞれの思い出を懐かしんでいました。
「ひらつかと高山書店の包装紙や、地図などがあってとてもうれしかったです」「時々ふと思い出して話したりするけれども、具体的なこと全然分からない。ただそういうお店があったよねくらいしか。これを見ると思い出す」
仙台まち文化研究所田中一彦さん「仙台の街文化、一番町のにぎわいとか当時の仙台ってどんな感じだったのかを皆さんに楽しんでいただけるように考えて展示しました」
この企画展は、7日まで開催されています。