とれたての東北産ホップを使用したビールの販売会が、JR仙台駅で行われています。
4日に販売開始となったのは、キリンビールの一番搾りとれたてホップ生ビールです。 キリンビールは毎年この時期に、岩手県遠野市の契約農家が栽培しているホップを使用したビールを期間限定で販売しています。
9月には仙台工場で収穫されたばかりの冷凍ホップを釜に投入する仕込み式が行われ、そのビールがこのほど完成しました。
キリンビール仙台工場北村茂樹工場長「香りが穏やかなホップになっています。今回の商品に関しては、一番搾りの上品な味わいと調和させるようにうまくバランスを取った」
4日はビールの完成を祝うセレモニーが開催され、一番搾りと同じ遠野産のホップを使用した東北各地のクラフトビールも一緒に販売されました。
JR仙台駅の中央改札前に設けられた会場では、駅を利用する人たちが早速出来立てのビールを買い求めていました。
「旬の物と一緒に魚とかうまいですよね」「東京に帰るので、家族と一緒に一晩飲み明かそうと思います」
会場で販売されているクラフトビールを有料で試飲できるブースも設けられ、独自の製法で作られたビールの飲み比べが行われました。
「おいしかったです」「すっきりしている感じでホップの香りが強い、感じさわやかな感じです。クラフトビール大好きなので盛り上がってくれればなと思います」
キリンビール仙台工場北村茂樹工場長「東北の地からホップ、ビールを通じて全国に元気をお届けしたいと思います」
販売会は、6日まで仙台駅で行われます。