CPTPP(包括的・先進的環太平洋経済連携協定)にフィリピンとUAE(アラブ首長国連邦)が加盟を申請していたことが分かりました。
CPTPPは幅広い物品の関税を撤廃し、知的財産や投資などの共通ルールを設ける協定で、日本やイギリス、オーストラリア、カナダ、メキシコなど12カ国が加盟しています。
現在、コスタリカが加盟に向けて交渉を進めているほか、中国や台湾など6の国と地域が加盟を申請していて、今年8月にはフィリピンとUAEから申請があったということです。
加盟交渉に入るには、すべての加盟国の同意が必要となります。
トランプ政権による関税の引き上げなどで保護主義が広がるなか、CPTPPに対する関心が高まっているとみられます。