7月の参議院選挙のいわゆる「一票の格差」が最大で3倍を超えたのは憲法違反だとして弁護士グループが秋田を除く東北5県全ての選挙区の選挙の無効を求めた裁判で、仙台高裁は「違憲状態」と判断しました。選挙無効の請求は棄却しました。

 仙台高裁の判決は、全国14の高裁・支部に提訴された16件の訴訟のうちの10件目の判決で、仙台高裁を含め6件が「違憲状態」、残る4件が「合憲」の判断となっています。