医療現場での本格的な実習を前に、看護学校の学生たちが志と決意を誓う宣誓式が宮城県石巻市で行われました。
石巻赤十字看護専門学校で行われた宣誓式には1年生40人と、2年生と3年生や保護者ら合わせて約150人が出席しました。
学生たちはクリミア戦争の時、ランプの灯りを手にけが人の看護に奔走したというナイチンゲールの精神を受け継ぐキャンドルに火をともし、誓いの言葉を述べました。
「私たちは誓います。初心を忘れず知識を身に着け安心安全な看護を提供できる看護師になることを。私たちは誓います。人道の精神を胸に命と真摯に向き合うことを」
キャンドルを手に宣誓を終えた学生たちは、目標に向け思いを新たにしていました。
阿部妃菜さん「実際の患者さんを初めて受け持って看護するので、真摯に向き合えるように頑張りたいなとは思ってます」
栗原悠愛さん「実際に火をともしてみて、知識をもっと身につけて優秀な看護師になれるように頑張ろうという気持ちになりました」
学生たちは、2月から石巻赤十字病院で本格的な実習に臨みます。