仙台市のデパートでは、12日からお歳暮の注文受け付けが始まりました。

 旬を迎えた宮城県が誇る海産物カキに、寒い冬に食べたくなる鍋など、仙台三越に登場したお歳暮ギフトセンターでは2300点ほどから選ぶことができます。

 2025年の一押しは、東北の恵みを感じられる商品を集めたコーナーです。

 美里町の川敬商店の小金澤純米大吟醸は、年に一樽しか作られない貴重な酒で、全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています。

 仙台市青葉区国分町の和食料理店が出す会津馬肉のしゃぶしゃぶセットは、うま味が強くて柔らかく、お歳暮としては初めて登場しました。

 「寒くなってきたのでスープの詰め合わせを、。お世話になった皆さんに、親戚の方とか先輩とか」「食べ物というか笹かまぼこあたりが一番良いかなと思って。やっぱり長い付き合いだから義理をね、今、世の中色々なことがあるけれども、昔の付き合いを大事にしたいって」

 仙台三越小宮仁奈子社長1「届け先もお客様ご自身も良い1年の締めくくりになるような贈り物ができて、それを元に先様と色々な会話が生まれて1年を振り返っていただけたら良いなと思っています」

 これから活況を迎えるお歳暮商戦ですが、一方で人気の高いビールに予期せぬトラブルが起きています。

 鈴木奏斗アナウンサー「定番のビールのコーナーです。例年であれば棚にいっぱいになる位ずらりと商品が並んでいますが、ほとんどありません。よく見ると商品取り扱い中止のおわびというお知らせがあります」

 アサヒグループが受けたサイバー攻撃の影響でビールの供給が不安定になっていて、仙台三越でもお歳暮として予定していた商品のほとんどで販売を中止したということです。 仙台三越のお歳暮ギフトセンターは、12月20日まで開設されています。