北海道積丹町では今年9月、町議会の海田一時副議長の自宅近くに、体重284キロのクマが出没しました。

 地元の猟友会がクマを駆除する際、近くにいた副議長に離れるよう注意したところ激高し、ハンターに「辞めさせてやる」などと発言。猟友会が出動要請に応じなくなる事態になっていました。

 トラブルからおよそ1カ月半経った11日、海田副議長が猟友会の支部長に直接、謝罪文書を手渡したうえで謝罪したということです。

 12日に町と猟友会による話し合いが行われ、クマの捕獲についての町のルール「ヒグマ捕獲対応マニュアル」が作られ、駆除の現場に第三者を入れないことなどがルール化されました。

 猟友会は、13日から出動を再開するということです。

(「グッド!モーニング」2025年11月13日放送分より)