宮城県石巻市の神社では、モミジの紅葉が見ごろを迎えています。仙台市の広瀬川ではハクチョウが飛来し、冬の足音が聞こえてきました。

 赤や黄色、木々が色鮮やかに染まった石巻市湊の零羊崎神社はイロハモミジやオオモミジなど100本以上が植えられ、紅葉の名所として知られています。

 例年通り11月頭から色づきが始まっていて、境内には散策をしたり写真を撮ったりして楽しむ人たちの姿が見られました。

 「毎年来ていますけど、一番良い時に来たような気がします

 零羊崎神社の紅葉は、20日ごろまで楽しめるということです。

 仙台市を流れる広瀬川では、毎年この時期に冬の渡り鳥ハクチョウが飛来します。

 地元の人の話によりますと、10月中旬ごろから飛来し始めたといいます。

 13日、宮沢橋付近の浅瀬などでハクチョウ10羽ほどが確認され、カモと一緒に羽を休める愛らしい姿が見られました。

 広瀬川のハクチョウは、2月ごろまで見られるということです。