宮城県のインフルエンザ感染者数が、1医療機関当たり47.11人と前の週から大幅に増加し感染が拡大しています。
3日から9日までに宮城県で確認されたインフルエンザの感染者数は1医療機関当たり47.11人と、前の週の28.58人から18.53人増え感染が拡大しています。
保健所別では仙南が前の週の倍以上となる97.60人と最も多く、次いで塩釜60.10人、仙台42.88人などとなっています。
仙台市青葉区のかわむらこどもクリニックによりますと、ウイルスの新たな変異に加え、コロナ禍ではインフルエンザが流行せず、感染したことが無い子どもたちが免疫を獲得できていないことなどが、早い時期の流行につながったとしています。
宮城県は手洗いやこまめな換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。