中国が日本への渡航を控えるよう通知を出して以降、中国の航空各社で日本行きのチケットがすでに50万枚近くキャンセルされていると香港メディアが報じました。

 17日の香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によりますと、14日の深夜に中国外務省が通知を出して以降、キャンセルされた中国系航空会社の日本行きの航空券は49万1000枚に上るということです。

 これは、日本行きの航空券のおよそ3割で、コロナ禍の2020年初め以来、最大規模の航空券キャンセルということです。

 香港メディアに答えた専門家は「中国の航空市場の規模からすれば、日本行きがキャンセルされても航空会社への影響は大きくないだろう」と話しています。