宮城県岩沼市の竹駒神社で秋の収穫に感謝する新嘗祭が執り行われ、1年のうちこの日のみに舞われる「竹駒の舞」が奉納されました。
新嘗祭はその年に収穫された穀物を神様に奉げ、その実りに感謝するとともに翌年の豊作を願う秋の祭事です。23日は境内の水田で収穫された新米や、氏子の農家が収穫した農作物も一緒に供えられました。
その後、鮮やかな衣装に身をつつんだ4人の巫女が、雅楽の演奏に合わせて神楽を奉納しました。この神楽は「竹駒の舞」といって、竹駒神社では新嘗祭の時にのみ舞われる巫女舞です。
村岡真太郎権禰宜「新嘗祭は大変大切なお祭りですので、すごく練習して今回の神事に臨んでいる。大変今お米というものが注目されておりますが、やはりお米は日本人にとって大切な主食なので、安定して供給されて、そしておいしく、みんなが笑顔になれる日本になればいい」