スキーシーズンを前に、ゴンドラから乗客を救助する訓練が行われました。

 みやぎ蔵王えぼしリゾートで行われた訓練には、スタッフや仙南消防署の隊員など約40人が参加し、機械の不具合でゴンドラが緊急停止し、乗客が取り残されたという想定で行われました。

 従業員と救急隊員は、ロープを使って約7メートルの高さに停止しているゴンドラの上に登ります。

 乗客を救助するためにロープがついた滑車を付け替えてゴンドラの中へ。救助用ロープを使って乗客をゴンドラから地上へゆっくりと降ろしていきます。

 万一に備えて救助の手順を確認し、オープンへの準備は万全です。

 宮城蔵王観光索道部高橋克啓次長「安全に救助できる態勢を整えておりますので、お客様には安心してリフトに乗車いただければと思います」

 こちらのスキー場は、12月1日にスキー場開きが行われます。

 中津川夏帆記者「公園にある松の木では、雪の重さで木の枝が折れるのを防ぐための作業が行われています」

 宮城県川崎町のみちのく杜の湖畔公園にある五葉松、湯田河の松は高さ約6.5メートル、樹齢600年以上と言われ、町の文化財にも指定されています。

 雪吊りと呼ばれる伝統的な造園技法で、造園業者が間隔が均等になるよう慎重に縄を張り、地面に打ち込んだ竹串に固定していました。

 古積造園土木古積実専務取締役「なかなか日頃、近所では見られないような景色になっておりますので、趣を感じながら見ていただきたいと思います」