赤ちゃんの健やかな成長を願う「泣き相撲」が宮城県岩沼市で開かれました。「泣いたら勝ち」の真剣勝負です。
岩沼市の金蛇水神社で行われた「泣き相撲」には県内外から集まった0歳から1歳の赤ちゃん60人が参加し、「泣いたら勝ち」の大一番に臨みました。
栗原市出身の力士、大畑と時疾風に抱えられて土俵に上がった赤ちゃん。
どちらが先に泣き出すかや泣き声の大きさを競います。
「はっけよいのこった」のかけ声のあと、体を揺さぶられたり持ち上げられたりすると、大きな泣き声を上げていました。
中には、土俵に上がる前から泣き出す子や、力士の腕の中で寝てしまう赤ちゃんもいて、会場はあたたかい笑顔に包まれていました。
仙台から参加(母親)「無事に泣きました」(父親)「めったにできることじゃないと思うので、貴重な経験になりました」
仙台から参加「全然泣きませんでした。動じなかったね、いつも通りだったね。お相撲さんに抱っこされると元気に育つと聞いたので出られてよかったです」
石巻から参加「今日はちょっとすごく泣いたんですけど、これからは笑う日々が多いようにそういう大人になってほしいと思ってます」
泣き相撲の後は力士の胸を借りてぶつかり稽古!子どもも、そして大人も、大きな体の力士に果敢に挑んでいました。