2024年は生産量が激減したことで中止となっていた、「松島大漁かきまつり」。三連休最終日の24日、2年ぶりに開かれました。
中津川夏帆記者「最後尾が見えないほど多くの人が列をつくっています。みなさんのお目当ては旬のカキです」
「松島大漁かきまつり」は地元の漁業組合が毎年この時期に開いていますが、2024年は「シロボヤ」と呼ばれるホヤの仲間が大量発生した影響などでカキの量が十分に確保できず、中止を余儀なくされました。
2年ぶりの開催となった「かきまつり」。
焼きガキとカキ汁がそれぞれ1500食ずつ振る舞われ、多くの人たちが味わっていました。
訪れた人(女の子)「いつもよりぷりぷりしてておいしいです」
訪れた人(男性)「カキ美味しかったです、ぷりぷりしてて。ただでこんなおいしいもの食べられて幸せです」
主催者によりますとカキの生産量は前年よりは改善したものの、例年に比べ半数以下ということですが、大きさは例年並みで品質は良いということです。
【磯崎地区漁業組合高橋幸彦組合長「年々生産者も高齢化や後継者不足で生産者が少なくなってる状態なんですけども、やはり継続して(まつりを)やっていくのが私らの使命じゃないかなと思って、消費者のみなさまには良いカキをということをずっと考えております」
松島産のカキの生産は12月にピークを迎え、2月ごろまで続くということです。