24日午後3時から25日午後3時までに、宮城県ではクマの目撃情報が10件発表されています。
仙台市3件、大崎市5件、気仙沼市・大衡村で各1件です。
仙台市3件の内訳は青葉区2件、太白区1件です。一時期より件数は減っているものの、まだ目撃は絶えません。
そして、宮城県では30日まで全域にクマ出没警報を出して、ツキノワグマ人身被害防止期間としていましたが、いずれも12月31日まで延長すると発表しました。引き続き、注意警戒してください。
加美町の小学校では、児童がクマから身を守るための特別授業が行われました。
県の職員が講師となり、児童11人に向けクマの習性や対応策などを説明しました。
児童たちはクマと出会わないようにする注意点について説明を受けたほか、毛皮や爪に触れ、身をもってクマの恐ろしさを体感していました。
児童「標本の毛皮を触ってみて、爪がすごくとがっていて、それでひっかかれたら結構大きなけがすることが思い浮かんできました」
万が一クマに遭遇した場合は、落ち着いてその場を立ち去るなど、近づかないようにしてください。
県ではクマに関する情報をHPで公開しています。