ベガルタ仙台は29日がリーグ最終戦、J1昇格プレーオフ進出を懸けていわきFCと対戦します。キャプテン郷家は「勝って笑顔で次に進みたい」と意気込みを語りました。

 森山佳郎監督「1本必ず決めるつもりでやる。簡単じゃないのは分かってるけど、この1本で全てが決まる」

 前節のブラウブリッツ秋田戦は無得点に終わったベガルタ、この日はいかにしてゴールを奪うかを意識した練習が行われました。

 郷家友太選手「勝つしかない状況。緊張感持った練習ができた」

 森山佳郎監督「しっかり集中して、みんな気持ちの入ったトレーニングだった。何とかネットを揺らしたい」

 ベガルタは現在、J1昇格プレーオフ圏内の6位。しかし圏外の7位磐田との勝ち点差はわずか1です。自力でプレーオフ進出を決めるためには、勝つしかありません。

 森山佳郎監督「このしびれるゲームでプレーできるのは、サッカー選手として幸せなこと。勝てば1つくらい順位が上がる。自分たちの手でチャンスを広げられる権利があることをポジティブに捉えていきたい」

 今シーズンも数々のドラマを作ってきたホーム、ユアテックスタジアム仙台でのリーグ最終戦はチケットが既に完売。プレーオフ進出を懸けた大一番に強い覚悟を持って挑みます。

 森山佳郎監督「サポーターの絶対逆転するんだという雰囲気が僕らを導いてくれた。またサポーターのみなさんと全員一致団結して、塊になって相手に襲い掛かりたい」

 郷家友太選手「前年のプレーオフ決勝で負けたことを思い出すこともあると思う。僕個人としては1年あの試合を忘れたことは無い。何としてでも勝ちを届けて笑顔で次に進みたい」